『思想史研究』

このサイトには、ひとつの事柄として『思想史研究』をタイトルとする雑誌の資料とその内容がふくまれています。この雑誌も、この21世紀始めからの地球化の歴史の一端を担った仕事です。そこには東アジア交流を担っている教員と周辺の研究者たち活動する人々がいます。
最初黒住真教員のもと留学生博士課程やオーバードクターまた社会人周辺で記述機会を得ることから生まれ、24号より林少陽教員のもとで研究を立ち上げ「査読論文」を持ち始めました。27号より石井剛教員のもと研究交流が更により大きくなりっています。現在、東アジア藝文書院に籍を置かせていただいています。書院からは直接・間接に援助いただいています。

本誌は、多くの関係者・執筆者を持ち、当該大学・国といった枠組みを超え、また査読も学問的な交流と進展の一端を担ってもいます。関係して下さった方々に心より感謝し、手にされる方々が批判を含めて研究の意義を捉えられ本誌からよき将来への方向が現れることを願っています。

最近号から遡って

第30号
『古事記』・『日本書紀』の祭祀思想序説  吉田 真樹 (1)
四国遍路における治「らい」の思想   関根 隆司 (19)
近世中期の本草学における「実学の転回」――平賀源内の本草学を例に  謝 蘇杭 (37)
中井履軒の人情論  劉 宇昊 (56)
關於王韜對日認識的再觀察 ——―以《扶桑遊記》為中心  胡 天舒 (73)
近代初期日本とキリスト教―北村透谷と新渡戸稲造における「霊性」とその意味(1)  朴  輪貞 (87)
日清戦争で区切られる二つの「ロマン主義」――厭世から憧憬へ  陳 璐(97)
木下杢太郎における象徴主義と東西の芸術 ――未刊行作品にみる装いと舞台装飾  三ツ谷直子 (115)
花園兼定が関与した「ヘラルド雑誌社」での活動   白山 映子 (129)
鈴木大拙と西田幾多郎   塚崎 直樹 (149)
1949年以降の香港哲学:唐君毅・勞思光・張燦輝  張  政遠  (171)
〈水俣〉のコスモロギア  ――「祈るべき天とおもえど天の病む」と天の思想史   丹波  博紀  (183)
〔執筆者紹介〕   (209)